へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

吹いて来たサックスについて

嫁(#゚Д゚)< CD紹介ばっかりしてないで自分で記事書け


サーセン


えっと、ちょっと楽器の材質なんかについて語りたいので、前段階として吹いてきた楽器の感想をば。

Selmer Super Action 80

普通に良い楽器です。
後輩の楽器選びでSerie2なんかと何度か吹き比べたけど、Serie2より枯れたガサガサっとした
音を出し易い印象。
まぁ吹き込んでいる楽器と新品を比べるなって話もあるのだろうけども。

Selmer Serie3

一言で言うと「ペラペラ」でした。
発売された当初は一部で「現代版Mark 6」みたいな売られ方をしていたのだけれどもね。
当時リファレンスとか無かったし。
いたいけなサックス少年はすっかり騙されましたヨ。


周りでも、テナーのSerie3の高評価に反して、アルトのSerie3は評判悪かったです。
何と言うか、Serie2が「ズーン」「ブーン」と鳴るのに対して、Serie3は「ビリビリ」って感じです。
ファンクとかポップスとかでそういう鳴らし方をしたいなら良いのかも。


その後ゴールドプレートのネックを購入したりしたのだけれども、意図した程抵抗感とかが無くて、
結局楽器ごと手放しました。

Conn 6M Naked Lady

何と言うか、色んな意味で僕にはコントロールしきれなかった楽器だったんだと思う。


良く言われる「ピッチが悪い」という印象はちょっと自分としては正確で無いと思っていて、
ピッチのツボを全て自分で作りながら吹かなくちゃいけない感じです。


新しい楽器は、ある程度のピッチのスポットにハマるようにガードレールみたいなのが付いていて、
その方向通り吹けばある程度ピッチがまとまるのだけれども、それがとっぱらわれていて
「好きなように走れば」ってなっている感じです。意識しないで走るとコースアウトしちゃいます。


ぼわっとした暖かみのある音は好きだったのだけれども、セクションメンバーからは「音が聞き辛い」と
不評でした。


ネックがねじ回しのように回るようになっていて、長さを調節する事でその場でチューニング出来るという
「マイクロチューニングデバイス」が特色だけれども、これを使うとピッチのツボみたいなのが全部狂うので、
諸刃の剣…というか、結局奥まで差し込んだ状態でしか使わなかったです。
なんか伸ばすとそこから息が漏れるような気もしたし、Conn吹いている方達もあんまりこの機能使って
いないんじゃないかと思います。


あと、バランス調整をまめにしないとすぐに狂ってしまう、というところでも扱い難い楽器でした。
べらぼうに広いマウスピースで吹けば、あんまり気にならないのだろうけども。


手放した最大の理由は、左手小指のKey達です。やっぱり操作し辛かったです。
当時Keilwerthのバリトンも吹いていて、それもまた指の長くない自分にとっては扱い辛くて、
結局左手小指の第一関節を痛めてしまいました。腱鞘炎の一種でした。
これがかなり深刻に辛かったので、その後の自分の楽器選びで「操作性の良さ」が大事なポイントに
なっていきました。


腱鞘炎が無ければ、この楽器は手放さなかったと思います。
結局委託販売に出して、当時6Mのプレイヤーとしていて著名だった方のお弟子さんに買われていきました。


ちなみにシリアルは30万番代で、1942年産でした。